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真っ赤に染まった血のまま席につく俺。
それを見て驚く生徒。
部屋の隅に置いた死体を見つけ騒ぐ生徒。
担任が入ってきたのですぐに動き扉に鍵をかける。
「落ち着け。とにかくそれを置いて……」
「揉み消してのうのうと学校に来てる奴ら、お前もそうだ。出来の悪い生徒、いじめられてる生徒って沢山いるよな?自分の教育人生にしか興味無いんだろ?」
「そんなことは無い。ちゃんとお前のことも考えて……」
「無いよな?ヒャハハッ」
ジリジリと近づき包丁を担任に向け、膝間づかせてから、首に包丁をあてがい一気に横に引く。
「ガッ……ガフッ……」
「何だつまんないな。映画みたいにプシューって血が飛ぶ音しないんだ。残念!次は誰にしようかな?」
ふふふーんと鼻歌を歌いながら包丁を揺らし、大きな声を出されても困るのでと全員床に伏せさせる。大回りをして後ろに行き、端から順番に背中を刺していく。
「うわっ、なんか飛び出てる。引きずって歩けばいいか!まだ温かいな……。あぁ、声出したやつから殺すから。出さないやつは見逃すよ?」
ズルズル……ズルズルズルズル……
「汚ねぇ。誰かいる?ヒャハッ!」
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