9人が本棚に入れています
本棚に追加
「葵ちゃん?なんでここにいるのかな?」
「紘菜さん。儂が呼んだんじゃ。」
と、御義父さんは、紘菜さんに嘘をついたが紘菜さんにバレなかった。
「あっ。はぁ~………。ペン。」
と、紘菜さんは、言い、ペンを御義父さんに渡した。
「葵も追加で………。主題歌だっけ?少し待ってな。」
と、御義父さんは、言いながら『陸 海 空 の大阪府探訪』という番組の企画書の俺らの所に葵の名前を書き足した。
「あっ。はい。」
「主題歌は、最新曲無いか?」
「一応ありますが………。最新アルバム………。」
「フムフム。あるのか。でもよ?おっ。そうだ。陸斗君。」
「どうかしました?」
「この番組の主題歌だけ、葵とデュエットしてくれないか?」
「ん?葵とデュエット?良いんですか?こいつら歌わないで?」
「それもそうだな。では、ロケ番組の若き帝王も出演させるか。」
「秋斗もっすか?」
「そうだな。それで主題歌は、ogresで頼む。最初のゲストは、かつおちゃんに頼むかな~………。」
と、御義父さんは、言った。
かつおちゃんとは、御堂筋かつお師匠の事で大阪府民は皆と言っても過言ではないほど大阪府民は御堂筋かつお師匠をかつおちゃんという。
「あっ。プロデューサー。」
「どうかしたか?空斗君。」
「最初のロケ地って………。」
「堺市。」
と、御義父さんは、言った。
「堺市!?」
「急にどうしたの!?葵!?」
「あっ。ゴメン。りっくん。」
「まっ、良いんだけどさ?葵。七海達は?」
「起きてるよ?連れてこようか?」
と、葵は、言った。
「起きてるんかぁ~♪逢いたいわぁ~♪」
「じゃぁ連れて来るね。」
と、葵は、言い、会議室を出て 、七海達を連れてきた。
「挙式は、23歳でやること。」
「はい。」
「全テレビ局の編成局のプロデューサーを招待するからよろしく~。」
「あっ。はい!あと、御堂筋かつお師匠も招待してください!」
「もちろんかつおちゃんを呼ぶよ。一応、大阪芸人達の余興も予定されるはずやで?」
「そうなんですか!?楽しみです。あっ。贈答品どうしようかな。あっ。良いこと考えた。これは秘密で。」
「おぅ。楽しみにしとるで。」
と、御義父さんは、言った。
「七海~♪葉月~♪ジィ~ジですよ~♪」
と、葵は、言った。
「可愛い~♪」
と、御義父さんは、うきゃうきゃ言って、笑っている七海達を見て笑顔になった。
「りっくん。あのね。ウチ………。」
と、葵は、言った。
最初のコメントを投稿しよう!