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「『THEパッション』っていうドキュメンタリー番組………1週間密着かぁ………っていうことは、葵も出ますよね?」
「まぁな。夫婦なんだし。」
「最初のシーンって学校っすか?」
「登校シーンだな。一応、七海ちゃん達の学校には、モザイクをかけるから。」
「ありがとうございます。っていうか、練馬葉蔭高校の校門から密着にしたら良いじゃないですか?」
「七海達を見たいんでしょ?」
と、葵は、言った。
「見たい。」
「やっぱり?」
と、葵は、言った。
「ナレーションもだっけ?」
「それは、特別に陸斗君に頼もうかと思うのだが良いか?」
「あっ。はい!」
と、俺は、言った。
「うわぁー。良いなぁー♪」
と、葵は、言った。
「そう?あっ。カップリング曲出来たんだけどさ?」
「うん。どうかしたの?りっくん?」
「俺versionと葵だけのversionを収録しようと思っているんだけどね?良い?」
「えっ?ウチ………曲作ってないよ~!?」
「曲は大丈夫♪俺が作ってる。後は、作詞だけ頼むだけ。俺は、選曲しなくては。」
「選曲って言ってもCDを選ぶだけでしょ?」
「それはそうだけど何十何枚あると思ってるの?」
と、俺は、言った。
「90枚?」
「ちょい惜しい!99枚。その内歌詞の紙が貼られてないのは、19枚。その中から気になる音源CDを選んでくれれば良いから。」
「そうなの!?」
「あぁ。うん。」
と、俺は、言った。
「作曲者は、りっくんになるじゃん!」
「なるけど?選んだ曲のギターのコードも教えるし。」
「ありがとう。分かった。うぅ~んとね夏っぽい曲って無い?」
「5曲だけど?」
「それでラブソングの音源ってある?」
「どういうこと?バラードなら2曲だけど?」
と、俺は、言った。
「ならバラードの音源で。」
「分かった。探すさ。」
「お願いね。」
「あっ。うん。俺も作詞しなくては。」
と、俺は、言った。
「そうなの!?」
「うん。」
と、俺は、言った。
「りっくんの作詞風景見てみたいな。」
と、葵は、言った。
「見せてんじゃん。」
と、俺は、言った。
「だったね♪」
「うん。あとは…ANGELPOCKETSの新曲も作らんといけんし‥‥‥。」
「えっ!?」
「うん?」
「アニメだよね?」
「うん。そだけど?」
「それの新曲ってりっくんが書くの?」
「おぅ!茜の声で歌わんといけないから練習も必要なわけ。」
と、俺は、言った。
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