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「もう追いついたよ!
幽霊!」
煽りだすおれは前のEF9に対してそう挑発的なセリフを言う。
6つ目のヘアピン、おれは左足ブレーキを使うドリフトを発生させながら、白いオーラを纏う!
「行くよ!
小山田疾風流<フライ・ミー・ソー・ハイ>!」
白いオーラを纏ってから驚異的な速度でのドリフトを披露し、EF9に襲い掛かる!
「イケイケイケイケイケイケイケー!」
<フライ・ミー・ソー・ハイ>を披露したワンエイティは順位入れ替え目前と言える状態だった。
しかし、EF9も反撃に出て、火炎のような赤いオーラを纏う。
直管マフラーから噴き出る怪しい白煙がおれとワンエイティに襲いかかってきた!
「なに!
今の!?」
現れる怪しい白煙の中に入ったワンエイティはドリフトを止めてしまった!
なぜだ?
あの白煙は習得したばかりの技<スケルトン・アタック>に似た物を感じるけど、あれはやっぱ技だった。
幽霊がさっき放った白煙こと<デス・スモーク>によって、命中率の下がったワンエイティの高速ドリフトは不発に終わった。
けど、それでもテール・トゥ・ノーズの状態は続き、抜くか抜かれるかの2台のチェイスが地獄の連続コーナーで繰り広げられる。
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