番外編ACT.2 裏赤城

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 EF9に離されているワンエイティも展望台を通過する。 「離されているけど、ワンエイティもなかなかィやるな」  ワンエイティも次の直線へ入っていった。  2人はバトルする2台をこう見るようだ。  今後の展開について話し始める。 「EF9が距離を離して先行していたけど、これからどう予想するのか?」 「EF9は先行して距離を離しているけど――次は17連ヘアピンがある。  ここでEF9は失速して離されている距離は縮められるだろう」 「次の17連続ヘアピンで失速して離された距離が縮められるって、次の展開からワンエイティの逆転はありかもな」 「しかし、逆転するのはまだ早いよ」 「まだ早い、なんでだ?」  ヒマワリは疑問に思ってしまった。  モミジはその疑問をこう話す。 「幽霊にはまだ使っていない技があるからだよ。  ワンエイティが逆転するのはバトルの後半になってからだな」 「そうなのか」  実はモミジも覚醒技使いであり、その覚醒技の名前は「ジーニアス[[rb:橙 > オレンジ]]流。  相手の技が全て分かる能力を持ち、威力や性能といった技の詳細まで分かるのだ。  そしてモミジは幽霊の覚醒技とその技に名前を付けた。 「あと、ボクの見抜いた幽霊の技にボクが名前付けようか。     
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