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裏赤城に入ると左に緩く曲がっている高速コーナーに入る。
一瞬左脚で優しくブレーキを踏み、ステアリングを左に曲げながら通過していく。
植物を思わせる緑のオーラを纏う後ろのEF9がスピードをさらに出してあの技を使って衝突しようとしてきた。
この技は衝突すれば相手の精神力を1パーセント残して全て吸い取る技で、クマさんとC33を苦しめた技だ。
おれのワンエイティにも殴りかかろうとしたけど、
「喰らわないよ！」
この技を危機感全開のの直感で回避していく。
避けられたEF9は技でスピードを出し過ぎたため、次のU字右ヘアピンではガードレールとお友達になりながらコーナリングしていった。
その後は襲い掛かってくる突き当りの左ヘアピン2つ、緩い右コーナー、U字左ヘアピン、緩い左コーナーをどれも倒していく。
突き当りの左ヘアピンを抜けると、闇に包まれる小沼前の駐車場を過ぎ去っていく。
今の状況でもおれとワンエイティが先行なのは変わりないと考えている。
しかし、おれをあるものが襲う！
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