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「AKM恐ろしいべ――おら、AKMを飲まずに覚醒技を手に入れて正解だったべ」
「すごい……幽霊を見た時より体が寒くなるわあ……」
「本当に怖いよ、くにちゃんがもし才能のない走り屋だったら同じようなことになるかもしれなかったよ……」
プラズマ3人娘はAKMの使った走り屋の末路を見て、恐ろしさを感じた――。
おれも恐ろしいと感じる。
別の方法で覚醒技を手に入れて良かったと感じてしまった。
「そんなに恐ろしいものだ。
私だって恐ろしく感じる。
ただし、暴力団に気かづけなければ平気だぞ。
死んだ幽霊は覚醒技の使える走り屋になった自分と一緒に走ってくれる走り屋を探した。
オオサキ、お前と戦うことで走りの楽しさを改めて感じ、今まで走った中で一番と考えて成仏したそうだ」
「おれ、幽霊を成仏させて良かったですよ。
ゴール付近のギャラリーが
「バトルをしてくれてありがとう。
君は強かった。
こんなバトルは始めてだよ」
と幽霊が言いたかったことを伝えてくれるとすごく嬉しくなりましたよ」
幽霊、成仏できてよかったね……。
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