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「はい、そうですね。最近は空飛ぶゴンドラの製造のために
金属やら材木らの切断・接合、そのために出た切りくずで
部屋中一杯の状況でしたから・・・」と、ザ・レも取り繕う。
「まー、とにかく火事にはなっていないようだからいいよう
なものの」と、腰に手をやりミ・シーが部屋のなかをチェック
していく目で見まわしています。
「作ったものは稼働確認しないといけないのだよ、ミ・シー。
それはわかってくれるよね・・・」と、ザ・ド。
「テストの必要性はわかるけれど、そのてすとを部屋の中で
しなくてもいいんじゃない!」と、ミ・シー。
「いや、ほんの初期のテストのつもりが意外に大きな出力が
でたもんで・・・」と、ザ・ドは弁解する。
「少し周りを整理してからテストすればよかったと反省して
います。はい」と、ザ・レ。
「まー、ザ・レ様が傍についていてこれですから、ついてい
ない場合はどうなったことやらと心配です」と、ミ・シー。
「次のテストは外でやりますか、ザ・レ?」と、ザ・ド。
「そうですね、爆動機の稼働はかくにんできたのですから
一旦終了しましょうか」と、ザ・レ。
「ところで、ごんどらを外に出すには周囲を整理して道を
確保しないとね」と、ザ・ド。
「ゴンドラの下の台座に車が付けてありますから、台座事
引き出しましょう」と、ザ・レ。
「いずれにしても今日はここまでにしましょう。明日は明
るいうちにゴンドラを引き出してテストをしましょう」
と、ザ・ド。
「明日は実際にゴンドラが浮くか確認しましょう。
今日は、混合油を作る作業をやっておきましょう」と、ザ・レ。
「明日の天気はどうなんでしょうね?]と、ザ・ド。
「明日は晴天よ」と、ミ・シー。
「なんだまだいたのか?ミ・シー」と、ザ・ド。
「いちゃ悪いの?また、爆発されちゃたまらないわ!」
と、ミ・シー。
「いや、あれは爆発といよりは爆振だよ、し・ん・ど・う」
と、ザ・ド。
「どちらでもいいわよ、安眠させてよ!」と、ミ・シー。
「今日はもうやめるから寝ていいよミ・シー、お休み!」
と、ザ・ド。
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