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「ミータ、欠食児童が二人もいるんだよ!給仕してくれる人も似、
三人は欲しい処だよ」と、ザ・ド。
「はいはい、既にテーブルに出してございますよ」と、ミータ。
「ザ・レ様、早く座りましょう、座って食べましょう」
と、ザ・ド。
「座って飲んで食べまくりましょう」と、ザ・レ。
「座って飲んで食べても結構ですが食べ散らかさないでくださいね
お二方!」と、ミ・シー。
「おお!妹よまだいたのかかい?僕らの食事の邪魔だけはしないで
くれ!」と、大声で懇願します。
「わお!ミ・シー様とご一緒に食事ができるなんて、今日も幸せ
です」ト、ザ・レ。
「あら、時間通りの食事を守ればいつだって私とご一緒できまし
てよザ・レ様」と、ミ・シー。
「あー、そうですよね!時間さえ守れれば…、だそうですよ、
ザ・ド様」と、ザ・レ。
「あー!そういうことであれば時間をずらせばミ・シーの小うる
さい小言を聞かずに食事ができるということでもあるね」と、ザ・ド。
「何よ!この脳軟化症兄貴!食事の時間を知らせにいったのは誰?」と、ミ・シーが怒ります。
「お前が来なければ、代わりにミータが呼びに来るダケダヨ」
と、ザ・ド。
「いいえ、私はごめん被りますよ、ミ・シー様だから呼びに
行かれるんですよ」と、ミータ。
「何はともあれ、今日の食事は美味しいです。
ミータさんありがとうございます」と、ザ・レ。
「ところで、空飛ぶゴンドラの製造はすすんでいるの?
お兄様」と、ミ・シー。
「ああ、それはもう!今の着陸装置が完成次第テスト飛行を
行う予定だよ」と、ザ・ド。
「何時、どこでのテストになるの?」と、ミ・シー。
「明後日に研究室からゴンドラを引き出してまずは空を飛ぶ
機能から始める予定ではある。うん」と、ザ・ド。
「だいじょうぶなの?」と、ミ・シー。
「大丈夫であることを確認するためにテストするんじゃないか!
このバカ娘!」と、ザ・ド。
「そんなことはわかっているわよ!この脳軟化症兄貴!
何かあるとしたらどんな事故が考えられるかの予測が重要なん
じゃないのよ!この御坦子茄子!」と、ミ・シー。
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