私の職業は人に言えないのだ

5/9
前へ
/11ページ
次へ
その中から、書籍化されるかは全て私のサポートにかかっている。 休筆やスランプに陥ればこうやってオフ会もするし、時にはそっと作品のアドバイスもする。 カブリスターの中で、覆面調査員は作品を書いてはいけない。あくまでも「読み師」の範疇でクリエイターを応援するのがルールで、けれどこうやって作品の「種」を撒くことは許されている。 今回私は彼女に「毒」をテーマに作品を書くようにそっと背中を押した。 けれど、この食事会はそれだけでは終わらない。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加