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キリンの王さまの背には乗る夢も希望もなくなった。。。
そうこうしている間に
とうとう卒業
卒業式の日
キリンの王さまは校庭に集まった卒業生を校庭の片隅で見守っていた
マツは独りぼっちのキリンの王さまに近づき
別れを告げた
涙がこぼれた
キリンの王さまの首を撫で下ろした
「バイバイ」と
キリンの王さまに小さな声で囁いた
卒業証書をもらったときよりも
悲しくなったマツだった
喉の奥がギュウっとした
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