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あとがき
これで、この物語はおしまいです。
まずは、ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。
自分で書いておいてなんですが、この作品は、特に前半に救いがなくて、暗さのあまり、なかなかの難産でありました。
基本的に、私は書きながら登場人物、特にヒロインに気持ちを重ねてしまうことが多いので、もうしんどくてしんどくて、「書いてる私がこんだけしんどいんだから、読んでくれてる人はもっとしんどいよなー」と、途中で路線変更したくなりました。
それでも、何度も投げだしそうになる私を支えてくれたのは、毎回のように更新を追って下さる方、読むたびにお星さまを投げてくださる方の存在でした。
ここではお名前を上げることはしませんが、お一人お一人に、毎回感謝しておりました。
改めて、ありがとうございます。
この作品は、拙作「星の海を廻る人魚」のその後という設定です。
前作では悪役に近かった翔子を、何とか幸せにしたくて、でも彼女が背負っているものをそのまま描き出すのは私には重すぎて、香純というヒロインを作りました。
それでもやっぱり、翔子はいい子キャラではありませんでしたね。
周りを引っ掻き回しまくっている、本当、悪女です(笑)。
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