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「アレクはいっしょじゃないの?」 「あぁ...昨日のお詫びにって洞窟の方まで行ったよ。」 昨日の晩、また言い争いになったアレクとサラ。 その言い合いの中でアレクがふった手に ジャムの瓶があたり、床に落ちて割れてしまったのだ。 サラは声をあげるでもなく静かに涙を 流しはじめたので俺たちは何も言えなくなった。 「最近そこ行ってないからあるかもね」 ふふ、と笑ってサラが目を細める。
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