第八章 とんでもない約束

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第八章 とんでもない約束

「なにこれ?」 「クレープ屋さん。いつか、好きな人とデートでクレープを一緒に食べながら竹下通りを歩きたかったんだ・・・」 「俺じゃ、役不足じゃないの?」 「今度はその性格をもっと明るくしないとね・・・」 というと未来はウィンクをした。 『うまくいっとるじゃないか?生き返ってよかったじゃろ』 どこからかのあのときの声が聞こえてきた。 (ちょっとせっかくいいところなんだからほっといてくださいよ。) 俺は心の中で憤りを感じた。 するとあの神様部長代理がとんでもないことを言い出した。 『いやいや、言い忘れたことがあったんじゃ。おまえは一度生き返ったが1ヶ月以内に好きな子とKISSをしないと、時間が逆戻りして、地獄に落ちてしまうっていうのを言い忘れておった』 「ちょっとそんな大事なこと言い忘れないでくださいよ!!!!!!」 思わずおれは大きな声を出してしまった。 「か・・和彦君?誰としゃべっているの?」 「あ・・ごめん独り言」 「ふ~ん」 と言った未来の顔に少しかげりが見えたのに和彦は気が付かなかった。 ~第九章「衝撃的な告白」へつづく~
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