Quadrans Muralis of Meteor

夜空を見上げたときみつけた大事なもの。
光を失っては生きていけない。
その光はいつまでも続くもの。

永遠を司る星に願いをこめて。
以前出逢ったキミへの思いをのせて。

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「湊(みなと)～行こ♪」

そういったキミの声今でも覚えている。
そのしぐさ、その香り、全てに惹かれていたあの頃。

ボクは思い出したように口を開く。

「うん！ちょっと待ってよ～美海(みう)～」

「もう！相変わらずのんびり屋なんだから！」

美海は何度目かの言葉を呟く。

「………まあそんな君が好きなんだけどね。」

湊と美海はいつもの場所に辿り着く。

「いい、この約束は守ってね。いつか必ずあなたに……………」

この先の言葉はよく思い出せない。