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「大丈夫?」
――ざまぁみろ。
彼を独り占めなんてさせないわ。
このくそ女を心配する彼に、私が看とくからそう言ってさり気なく遠ざけた。
「ここは日差しが強いから、あっちの木陰で休もう」
簡単には、楽にさせない。
この苦しみを、ゆっくり味わって貰わなきゃ。
私と律さん、そしてあんたの関係って本当、ドラマの設定とそっくりよね。
私があんたを毒殺しようとするところなんて、特に。
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