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「お?未来のお笑いタレント様もお手上げか?」
そしてそれを聞き、すぐさままっつんも乗ってくる。
みっちょんと一緒に、意地悪く片側の口角を上げて勝ち誇った顔をしてこっちを見ていた。
ーーー…そのニヤニヤした顔がめっちゃ腹立つんですけど!
「そんなんちゃうし!遠慮してるだけやしぃ。◯◯女子診断であたしペンギン系女子やったし」
少しカチンときて、私はまっつんに突っかかるように言い返す。
「なんで大倉がペンギン系女子なんだよ!飛べない鳥よりもお前は飛べない豚だろ!」
怒っている私を全く気にせずに、まっつんは笑いながら更に揶揄ってくる。
「誰か紅の豚やねん!!
言うとくけどな!『飛べない豚』じゃなくて『飛ばねぇ豚はただの豚だ』が、ほんまのセリフやからな!
宮崎監督と世界中のジフリファンに謝り!今すぐにバルスされろ!!」
「天空の城ラピュタか!」
まっつんは私にツッコむと、グループのみんなと一緒に可笑しそうにケラケラと笑った。
「まぁ俺が言いたいのは、やる前から諦めてる大倉はただの豚だって事だよ」
まっつんはまたニヤリと、意地悪な顔で笑いながら私を見た。
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