1268人が本棚に入れています
本棚に追加
水まきをして、ニヤニヤと葉っぱを眺めていると、リオの俺を呼ぶ声が聞こえてくる。
朝食を食べ終えると、リオは黒の自動ドアを出現させて出かけて行く。
ウーゴと合流してからトールの元へ行き、遺跡探検に乗り出している。今のところ成果は出ていない。
俺は白衣を着て地下へともぐる。
注文分のコール君やフォール君を作ったり、大規模魔方陣の解読をしたり、こっそり浄化魔道具も作っている。
これはできあがったら溝にこっそり設置して、近くを散歩する際に魔力を注いで起動するつもりだ。現在は魔道具が見つからないよう、実験を繰り返している最中である。
実は初期版をリオに見つけられてしまったので、ムキになっているだけなのだが。そこだけ魔力が多かったそうで、ジルも気づくはずだと言われてしまった。
予約している土地の調整結果はまだ出ていない。一度聞きに言ったら、予約状況が悪く、集合住宅のパーティ版を作る話が出ているらしい。
着工しているのは一人用と二人用なので、統一規格の家を建てて借家として提供するんだとか。
どうでもいいが早くしてほしい。そして希望している土地をくれ。
昼になると地下から出て、用意されている飯を食う。飯がないときは屋台へ行き、帰りにジルのところに行く。
最初のコメントを投稿しよう!