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他の三人がわらわらとわたしの上に覆い被さってきた。
「じゃあ、俺も。あとでそっちも味見したいけど、まずはこっち。夜ちゃん、おっぱい頂戴」
「僕も。…夜、両側から別々に咥えられてどんな感じ?吸うだけじゃ物足りないなら、いっぱい揉んであげるね…」
「あ…ん、や、いやぁ…っ、…だ、め…」
殆ど泣き声が漏れる。本当に嫌なのに。口先だけの拒否じゃない。
生理的に受け付けない。精神的にも。心はこんな状況を受け入れたくなくて悲鳴をあげてる。なのに。
「…おぉ、蕩けてきた。やっぱり夜は夜だな。みんなに一遍に舐められただけでもうこんな…、ほら、見てみなよ。…いやらしい、ここ…」
口を離して指で大きく拡げて見せつける。胸を吸っていた男たちもそこに引き寄せられて見入っているのがわかる。
「そうそう、このひくひくした感じ。…やらしいなぁ、自分のいつもの部屋で男たちに舐めまわされて発情しちゃってさ。裸で股広げられて、恥ずかしいとこ全部見えてるよ。…夜の一番好きなとこ、弄ってやろうかな」
「あっ、嫌、やだ…っ、も…ぉ」
男たちの手が群がるように、そこばかり。…わたしはぎゅっと目を閉じて顔を歪めた。もう、こんな感覚は。…嫌なのに。
「腰動いてきた。…いつもの夜だな、これで。よし、思いきり愉しめるぞ。どうしようかな、も少し焦らすか…」
「久しぶりだもん、我慢できないよ。…もう、しよう。交替で。…俺からいっていい?」
「待てよ、ちゃんと順番…」
わたしは諦めのため息をついて心を閉じた。ここまで来たら逃れられそうもない。さっさと満足させて終わらせて、帰らせるしかない。
その後のことを今から考えておかないと。
誰かがわたしの上に乗って顔を近づけてキスしてきた。思わず顔が歪むけど、それだけじゃ駄目。
何もかもしっかり見て、頭に焼き付けておく必要が…。
「夜ちゃん、僕からだよ。…ちゃんと君の身体をみんなで満足させてあげるからね。期待してて」
身体の奥がぐい、と塞がれて思わず声が漏れる。目を閉じたい気持ちを必死に抑えて、気持ちよさそうにわたしの上で身体を弾ませてるその人の顔をじっと下から見上げていた。
彼らの宣言通り、それはなかなか終わらなかった。
思えばクラブみたいに黒服が助けに来てくれる訳じゃない。モニターで観察して行き過ぎを止めてくれる人もいないし。
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