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本来であれば僕と旦那様、二人だけの快楽。旦那様の掌は僕の皮膚に密着し、激しく動くけれど決して、僕の背後から前へ出ない
身を揉まれ、快楽に悶える僕
僕の悦楽に歪む表情を分け合い、味わう観客。彼らと僕を共有する空間で、着物の上から僕の肩を撫で、腰へ滑らせた掌を両脚の合わせ目へと忍ばせた旦那様に、膝立ちを強要された
「腰を崩してはいけない、この体勢を維持するのだよ」
このまま?
ああ、支配される僕が可哀想で、胸がキュンとする
旦那様に内股を叩かれ、肩幅まで開いた膝。僕の肩から着物を外し、立ち上がるダンコンを襦袢の上から掴む手にドキドキが止まらない
「あ・・・・・・っ、は」
ぐちゅぐちゅ、湿りを帯びていく僕のダンコンの汁を吸い、背を反らす僕のダンコンにベタリ、襦袢がはりつく
熱っぽく光る観客席の眼が心地いい
僕の悦楽に苦悶する表情と、色香に室内の興奮が高まっていく
「さあ、自分で尻を割ってご覧なさい」
するすると襦袢と肌着を捲り上げ、僕は僕のべとつく尻を割り開く。観覧席からは僕の尻は見えず、僕からは背後の旦那様が見えない変わりに、眼を充血させた男たちの表情が見える
一様に襲いかかる獣の表情をして、緩んだ口端からヨダレを垂らしそう
そんな中、アクツだけは別の表情
僕の躯の隅々まで知っているアクツの嫉妬と、欲望と、独占欲に濡れた眼。男たちの表情に感じて、アクツの眼にとろけたソコヘ
「うっ、ああ・・・・・・っ、いい、気持ちいい」
侵入してくる旦那様のダンコン
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