売り上げ勝負

9/9

60人が本棚に入れています
本棚に追加
/93ページ
無数のひだを限界まで広げ、蠢動しながら、奥深くを貫かれていく。気持ちいい、すごくいい感じ (くぅ・・・・・・っ、っ) ふふふ、覚悟してね 旦那様の小さな呻き声を耳にした僕の気分はいい 僕のお腹の中は変幻自在。きゅう、旦那様のダンコンに吸い付いて、下から上へ、上から下へと揉み込む 『一晩に何度でも、何人とでも交渉できる逸物だ』 自分の勃起能力を自慢していたアクツも、僕に早漏と嗤われぬよう汗を垂らし、息を詰め、必死に踏ん張る さあ、僕を悦ばせて? モミモミぐにゃり、蠢く中を擦られるのは気持ちいい。僕の腰はとろけそうになる 「はあ・・・・・・あ、いい、もっとして」 ギリギリ 歯を食いしばった旦那様は掴む、僕の腰を。あ、痛・・・・・・い。腰に食い込む指が痛い、きっと、美しい僕の肌に赤い色の染みを残すだろう 肌に食い込む指が脇腹を撫で、襦袢の中へ入り込み、僕の尖りを摘まむ 「アア、痛いっ、イイーーッ」 千切れる。引きちぎられてしまう ポロリ 光輝く涙の雫を綺麗な瞳から流す僕。 綺麗でしょう 可哀想でしょう 僕を虐めて支配したくなるでしょう! 「尻から手を離してはいけない。そう命じただろう」 もう、旦那様。僕に揉まれてイッちゃいそうになったからって、酷い。僕の瞳にはほんのりと、旦那様に与えられた疼痛に陶酔する色が浮かんでいるはず 無表情になったアクツが唇を歪め、笑っている 本気で怒ったアクツの、支配者の眼が好き。アクツを見つめ、微笑んだ僕のお腹から力が抜けていく 「ひああ、ああ、イくっ、イッちゃう!」 ここぞとばかりに下から僕を突き上げてくる旦那様。喉の奥で悲鳴をあげ、肩を捩り、上下に揺れ動く僕の色香にあてられた観覧席で ビュッ ビュッ 次々と飛び散る白く粘っこい水の音を聞きながら、僕は、イッた
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加