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「ちょっと行ってくるね」
ふらつく足取りで、さーっと道を開けた群衆の中を歩き、ねむりひめへの元までやってきた僕は袋から、チャリーン
銀色の棒を取りだした
棒の先端を『ねむりひめ』の喉の窪みに当て、ツツーっと肌を滑らせ、カゲモーを分け、ダンコンを棒で持ち上げる。やっぱり、エンターテイメントが大事だよね
僕に集中していた視線が『ねむりひめ』へ移ったことに僕は、大満足
ダンコンにリングを飾り、近くにいたアクツ堂の常連客ににーっこり微笑んだ僕は、銀色の棒を手渡した
「お願いしまーす」
「よっしゃ、任せとき」
用意されたゴム手袋を装着し、綿にアルコールを染み込ませ『ねむりひめ』のダンコンを消毒する手際の良さに僕、感心しちゃう
ん? 誰かが僕の後ろに立った
僕は、銀色の棒をダンコンへスルスル、沈められる『ねむりひめ』に夢中のふり。肘が僕の腕に触れる
ゆっくり沈め、丁寧に引かれる銀色の棒
肘は僕の背中の窪みにそって、下から上へと移動し、不意に消え、太腿に掌を押し当ててきた。僕は知らない、この掌の感触は
首を打ち振り、不快な吐息を吐き出していた『ねむりひめ』口から、甘い喘ぎが漏れ始めた
空に向くダンコン
ダンコンをきゅーっと締め付けるリング。痛みと苦しみの中にもっと、快楽を混ぜてあげるため、僕は『ねむりひめ』の足首を柔らかく、撫でてあげた
僕を真似て、四方八方から参拝客の手が伸びる
太腿から少しずつ移動した掌は尻の割れ目を通り、股を抜け、僕のダンコンを揉み込む。んー、下手くそ
手の主に注意を託すことなく僕は、横を向く
富之食堂で盃を薄い唇にあて、じっと、僕の様子を観察していたアクツと、バッチリ目が合った
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