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和菓子職人の旦那様の脇腹に添うように座って、右腕の脇の下から顔を出す。トングで肉を返した彼の腕は職人らしい筋肉が乗っていて、好き
トングを金髪魚の胸の上に置いた手で、僕の肩を抱いてきた旦那様
スーツのボタンをーつ外し、懐に滑り込んできた。僕の胸の上で蠢く旦那様の指は、太く長い
薄く目を閉じて、絶妙な力加減で胸を揉み込む振動に身を任せる僕。甘い喘ぎを漏らす僕の髪に口付けてきた旦那様が、満足そうに笑う
「甘えん坊さんだな、今日のヨシキは」
「ん、痛い」
「軽く抓っただけだろ」
片眉をあげた和菓子職人の旦那様が静かに笑う。彼が微笑むたびに、向こうの部屋で下僕が張り切るのが僕、スッゴく! 面白い
かーわいそう
細い紐で形作ったダンコンカバー。その上から、ロープをぐるぐる巻きつけ、太腿を一周し、後ろ手に縛ったロープにくくりつけていく
イきたくてもイけない
下僕の作った下僕らしい即席の拷問に僕、ドキドキしちゃう
「アレ、旦那様は魚に使わないの?」
腕を伸ばして隣の部屋を指した。素朴な疑問を解決したかっただけなのに、首を動かした金髪魚と男の目が合った。でも、お互いに動けない身の上
「な・・・・・・っ、んで、何でアイツが?!」
男は金髪魚を助けてあげれないし、尻をもみもみされ、受け入れる準備を施される男を金髪魚は、見てるしかない
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