小松くん

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長兄の小松くんは典型的な洋ナシ体型。上半身はスッキリ、下半身はポヨヨン。色白で豊かな肉付きのお腹を赤く染め、ぷるぷる揺らしジイをする いいよねー、あのお肉 肌が白いから打てば赤く染まるし、縛ればロープが肉に食い込む。まあ、ロープは無理としても小松くんの大きな手で掴まれたら、見応えがありそう 「そんなにいい匂いがするの?」 さっと伸ばした手で、長兄の小松くんの鼻先を掠め、札束を奪い取った。仰向けに寝た僕は、小松くんの視線を意識して腕を折り曲げ、札束を顔の上にかざし、匂いを嗅いでみる うーん? コレでジイする長兄の小松くんて、実は、凄い人かも 「な、何をする」 両腕を宙に差し伸べ、膝をついた長兄の小松くん。スラックスに脚を取られ、転けた 面白いなあ 普通に脱げばいいのに仰け反るようにして、床を腹で這いつつ、片手を僕に伸ばし、残った手でパンツを下げていく。僕は、待つ 長兄の小松くんの足が自由になったところで 「何って、貯金?」 喉の窪みに札束を置いた僕。目を眇めた小松くんがスラックスとパンツを、部屋の隅まで蹴飛ばし、長兄の小松くんの真っ白な尻を睨んでる ホワッツ!? ムンクの叫びを再現した長兄の小松くんが、ベッドによじ登り、僕に覆い被さってきた。はいざーんねん 顎で札束を押さえた僕 「止めなさい! 余計な匂いがついてしまう! 倍額払うから、その金は兄ちゃんに寄越すんだ」
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