魚の躾

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「止めろ! 止めろ 止めろーーッ」 叫んだ魚は理想通りにやってくれた 鎖をガシャガシャいわせ、腰を振り、脚をばたつかせ拘束から逃れようと暴れ続ける コレが観たいから 人の手で抑えつけているのだと気づかない、哀れな魚に共感した僕の胸は、キュンキュンしてる ずりずりと脱がされていくジーンズ 意外、脚が綺麗 男衆は足首を掴んだまま、魚の頭部へ移動する ぱっくり割り開かれた股を 「くっさー」 「白い泡みたいのがついてて不潔」 「色が薄い。コッチは遊んでなかったのかね」 口々に批評される魚の顔が羞恥で赤く染まり、恥じらい、喚いて身を捩るから幸せ 「よしきさん、始めていいか」 棒の先をピタリ、蕾にあてた男の眼が嗤う 魚のあげる悲鳴を想像して 失禁したさいのお仕置きを思い浮かべ、興奮した男の眼に僕、ゾクゾクしちゃう 「嘘だろ  頼む やめて、止めてくれよ 誰か助けろって、なあ、誰か!」 魚の恐怖が限界を迎える様子を目で楽しみ、観客の欲望が最高潮に達したとき 「はい。どうぞ」 歌うように許可した僕に頷いた男が両手で掴んだ棒を、体重をかけるように魚の中へ押し込んだ ギャーーーアアア・・・・・・ア、アア 白目をむき、ピチピチと体を跳ね上がらせた魚の、断末魔の悲鳴は小鳥の囀りのよう
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