藪からアクツ

10/11

60人が本棚に入れています
本棚に追加
/93ページ
ほほーう、なるほどね アクツはどうやら、僕を自分のものと内外に誇示したいらしい。監視カメラ作動中の、両部屋マジックミラーへ僕を連れ込んだ。いるいる客がいる 「脱げ」 椅子に腰掛け、うとうとしていた覗き趣味専用室にアクツの声が響いたのだろう。寝ぼけ眼を開いた彼らは、目をこすり、肩からシャツを滑らせ素肌を曝す僕を見た 次の瞬間、ガバッ 一斉に立ち上がった彼らはミラーに張り付く。ふふん、とくと見やがれ変態ども。緩やかに腰を振り、スラックスを脱いだ 「舐めてもいい? アクツの」 返事は聞かない パトロンに奉仕するのは情夫の務めだもん。床に膝をつき、アクツのベルトを緩め、ジッパーを下ろし、パンツのゴムに指をかけ、ダンコンを取りだす 「ふーっ」 ふさふさのインモーに息を吹きかけて、ダンコンに頬ずり。僕、好き。アクツの匂いとベルベットのような皮の感触 「ユキ・・・・・・」 コポン 膨れたアクツのダンコンから零れたジョーエキを、伸ばした舌で舐めとる。下から掬いあげるように舌を動かし、官能的な唇をダンコンに添わせ、口に含みやすいようよだれを念入りに塗り込んでいく 「もういいだろう。さっさと咥えろ」 もー、アクツ短気すぎ 焦れたアクツが僕の髪を掴んで、ぐっと口の中へ押し込んでくる。興奮したアクツのガチガチの太腿に手をあて態勢を保ち、扁桃腺の奥まで、ダンコンを飲み込んだ
/93ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加