快晴...?

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「告白とかそーゆーの、ウザいからやめてくんね?」 うっわぁ...。 にっこり笑顔で酷いこと言うなぁ。 しかも目が笑ってねぇ。 「っ!...分かりました。」 「...帰ろう。」 やばっ。 恭弥を囲んでた女たちが帰ろうと俺のいるドアに向かってくる。 絡まれねぇように逃げよ。 ふぅ...。全員いなくなったな...? 「おい。」 「ふぁっ!?」 階段裏に隠れてやり過ごして屋上に向かおうとしたら目の前に恭弥が突然現れた。 「あのまま出てきても良かったんだぞ?そしたら女どもに自慢したんだけどなぁ。」 「んなの無理に決まってんだろ!お前があんな...。」 「あんな...?なに?」 「あんな...。」 うわ、今になって。 さっきまでは全然。 「あーもー可愛いなぁ。真っ赤んなって。」 「~~~言うなっ!」 「俺はヒロと出会ってからずっと好きだし、今こうして恋人でいれることがすげぇ嬉しいよ。この幸せをあんな女どもに邪魔されたくねぇしヒロを1番大事にしたい。」 こいつまたペラペラ! そんなん...。 「そんなん...。」 「ん?」 「っ俺だってずっと好きだしさっきのお前の言葉聞いて浮かれるくらいにはお前に、恭弥に惚れてる!!」
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