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「...は？」
今こいつはなんて言った？
...好き...？
俺の言葉を遮るように放たれた言葉に俺はこれでもかってくらい目を見開く。
ごめん、もう一回。
...は？
「は？じゃねぇよ。こういう時は何て言うんだよ。」
ぐいっと近づいた顔。息のかかるくらい近い距離。
こいつが、俺を...？
「...冗談とかじゃ、ねぇの...？」
「冗談でこんなこと言うかよ。一世一代の告白を疑うってのか？あ？」
近い。この近さでメンチ切るな。
俺は告白...されたのか？
「んで、何て言うんだよ。俺のほしい言葉、分かんだろ。」
お前の...ほしい言葉。
それって俺のこの気持ちか？それとも...。
「迷ってんじゃねぇ。お前は俺に惚れときゃいいんだ。」
蒼が俺を見る。
あぁ、ダメだ。お前の将来壊したくねぇのに。
言葉が溢れる
「...すき。」
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