雪に染めた過去

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      まだ夜が明ける前の時間 真実を照らす月 情熱を冷ます夜風が 君の存在を揺らし 悲しい言葉を浮かべて     切り裂かれた夢の中 乱れ散る蒼い感情 花のようで儚くて 乾いた涙を潤すよ     熱くなる鼓動 また人を愛せるなら 優しさを教えて 心から笑えるくらいに     奥底から沸き上がる 過去の苦しみ 癒える明日を求めた あの日を忘れる為に 今を必死にもがいて     貴女の夢を見ていた 霞んだ姿から描いてしまう 傷付いた自分の姿 憂いに満ちた眼差しで 溢れた思いを受け止めた     「雪に染められた過去」    
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