まやかしクリニック続々々編

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僕はふわふわと空を漂っていた。 綿菓子のようなふわふわの白い雲の上に寝そべっていた。 寝心地は最高で高級羽毛布団と同じ感触だった。 絵に描いたような綺麗な青空で、僕の心もふわふわとハイで気分が良かった。 これは夢だろうか。 雲の流れに沿って僕達が前に住んでいたひとみさんのマンションが見えてきた。 近くにある大きな公園の噴水やブランコも見えてきた。 あのマンションにまだひとみさんは居るのだろうか? そして僕達の子供デビルもどうしているのか?
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