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博愛
「どんなTATTO…
…刺れようかな…」
迷っている 君
相変わらずだね
「こんな感じに…
なっちゃった」
醒めていた 僕
悟られて
しまわぬよう
歓楽街
裸足で漕いだペダル
誰かの為なら
「死ねる」
華やかな街に
潜む悲鳴
2人を 祀りあげていた
儀式なら
呪縛をとけばいい
現実ならば
背けば夢
揃えば
羽ばたき
欠ければ
欲す
一羽の蝶
淋しさ抱え
飛ぶ瞬間だけを求め
生命を燃やしていた
あれから何年経ったのかな
落ち着いたフリした異場所
愛され満たされた錯覚
いつも 君とは一緒だよ
互いに刺した
利き腕 左腕
背中合わせ
蝶尻合わせ
ガラスの靴に
夢見ていた
冴えない幼少期
割れて失くなるくらいなら
一生 奪われない
羽根を掲げた思春期
孤独に酔える
冷たい壁
背中を押しあて
君を探し続けている
現在も
ずっと
半分になった
互いの愛を
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