沈黙

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大好きな… 下らない話しをしたり、出掛けたり、沈黙も苦にならない。 そんな貴方との時間を私は大切にしていた…あのときまで。 「宮内って男いっぱいいそうだよな~?」 …友達がそう言って、周りが笑ったのに対して…彼彼はなにも答えなかった。 別に付き合っていたわけではない。 でも、少し期待してた。 告白したら付き合えるだろうって。 だけど… 彼がいった訳じゃないのもわかってる… でも、一言…そんな子じゃないよ!って言ってくれてもよかったよね? あれから1ヶ月… 「大学入学してからずっと、一番近くにいたと思う!此れからも一緒にいたいから付き合って欲しい!」 ごめんね…?好きだったよ?でも… 「ごめんね?斎藤くんの事はもう友達にしか思えないんだ」 私の大好きだった気持ちはもう半分しかない。粉々になった私の心の半分は、あの沈黙に呑み込まれた。残った半分もそれなりの大きさだけど、粉々だから…今はまぁ仲いいねクラスメイトかな? あの言葉を言ったあの人は、斎藤くんをモテ遊んだとか言ってるけど…貴方には感謝してるよ? 一年たった今、私の心を砕いたあの言葉のお陰で、私の心を強くつくりなおしたみたい? 無くなった半分よりもっと大きな大好きな心が私の中に出来て。まだまだ溢れでそうな大きな気持ちは、今日少し溢れちゃって…明日は大好きな彼氏と初デート! 結果オーライ!ありがとう!
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