0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
大好きな…
下らない話しをしたり、出掛けたり、沈黙も苦にならない。
そんな貴方との時間を私は大切にしていた…あのときまで。
「宮内って男いっぱいいそうだよな~?」
…友達がそう言って、周りが笑ったのに対して…彼彼はなにも答えなかった。
別に付き合っていたわけではない。
でも、少し期待してた。
告白したら付き合えるだろうって。
だけど…
彼がいった訳じゃないのもわかってる…
でも、一言…そんな子じゃないよ!って言ってくれてもよかったよね?
あれから1ヶ月…
「大学入学してからずっと、一番近くにいたと思う!此れからも一緒にいたいから付き合って欲しい!」
ごめんね…?好きだったよ?でも…
「ごめんね?斎藤くんの事はもう友達にしか思えないんだ」
私の大好きだった気持ちはもう半分しかない。粉々になった私の心の半分は、あの沈黙に呑み込まれた。残った半分もそれなりの大きさだけど、粉々だから…今はまぁ仲いいねクラスメイトかな?
あの言葉を言ったあの人は、斎藤くんをモテ遊んだとか言ってるけど…貴方には感謝してるよ?
一年たった今、私の心を砕いたあの言葉のお陰で、私の心を強くつくりなおしたみたい?
無くなった半分よりもっと大きな大好きな心が私の中に出来て。まだまだ溢れでそうな大きな気持ちは、今日少し溢れちゃって…明日は大好きな彼氏と初デート!
結果オーライ!ありがとう!
最初のコメントを投稿しよう!