我が儘
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我が儘
紫陽花の道を 一緒に見たいと貴方にせがんだ日 苦笑いしながら その我が儘を聞いてくれた貴方 だめだよ 秘密なんだから たしなめながらも 秘かに絡めた指先 甘い熱が宿ってた 二人並んで 海を見下ろす坂で渡る風を見た 行き交う人から隠れて 性急に交わした口づけは今も胸の奥を 締め付ける ああ あれは夢だった 儚い叶わぬ夢だった また6月が私を苛む
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