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アリスは今の現実をフードのなかで見た後,顔は青ざめていてぐったりして動かない。
「アリス!!」
僕は大きな声で叫んでいた。アリスの顔の上に大粒の涙をこぼしながら。
アリス…
行かないでアリス。
どこにも行かないでよ!!
僕が侵した最初の罪。
アリスの夢の中へ行くこと
決してしてはいけないと
禁じられた行為。
でも
でも、もし
これでアリスがたすかるなら
僕のイノチはいらない。
「アリス……今行くから。」
そうして僕は
アリスの夢の中へ。
アリスの無事を願い
飛び込んだ。
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