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「ナッちゃん」
「ん?」
「好き」
「うん。私も好き」
「ナッちゃん、大好き」
「私も、冠くん大好き」
「ナッちゃん」
「ん?」
「僕、いつまでもナッちゃんを一番大事にします」
「フフッ。ありがとう。私も、冠くんが一番大事よ」
ナッちゃん。
呟きながら僕は、そっと彼女を抱き起す。
それから、ゆっくりと彼女の柔らかい唇にキスをした。
そして、
「すごく愛してる」
「うん。私も、すごく愛してる」
幻想的に、青い光を瞬かせるツリー。
その優しい光をくれた、大好きな彼女。
そして、その中で僕たちは、再び静かに互いの唇を重ねていった。
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