第8章 初めてのクリスマス(つづき)

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「ナッちゃん」 「ん?」 「好き」 「うん。私も好き」 「ナッちゃん、大好き」 「私も、冠くん大好き」 「ナッちゃん」 「ん?」 「僕、いつまでもナッちゃんを一番大事にします」 「フフッ。ありがとう。私も、冠くんが一番大事よ」 ナッちゃん。 呟きながら僕は、そっと彼女を抱き起す。 それから、ゆっくりと彼女の柔らかい唇にキスをした。 そして、 「すごく愛してる」 「うん。私も、すごく愛してる」 幻想的に、青い光を瞬かせるツリー。 その優しい光をくれた、大好きな彼女。 そして、その中で僕たちは、再び静かに互いの唇を重ねていった。
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