扉の先

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「有栖川さん、こっち見て。」 「や、やだ…。」 な、なにやってんだよ俺。 なんか上田くん俺の耳舐めてるし! くちゅくちゅいってるんだけど。 むりむりやばいって。 「お願い、舐めないで…。」 「有栖川さん。」 あ、止まった。 よかった。 このままやられてたら続きは予想つくし。 考えただけで恐ろしいっつーの。 「もう、どれだけ人を煽れば気がすむんですか。」 「…ちっげええええわ!」 こいつの頭のなか、大丈夫か? どういう思考回路なんだよこいつ。 やばすぎだろ!
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