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「あ!皇帝(カイザー)だ!彼に聞いてみようよ!」
── 二人の視線の先にはおサルの皇帝様がいました。
「嫌だ!!」
「なんでよ?皇帝(カイザー)ならコブタちゃんの好きなものや欲しい物解るんじゃない?」
ウマちゃんの言い分はもっともです。
ですが……
「…… ウマちゃん、確かに皇帝様ならお見通しだろうけど良く見てみ?皇帝様が侍らせてる美人さんや美少女を!」
── そう、フリ○ーザ様なコスプレをした皇帝様の周りに居たのは、キューテ○ーハニーやラムちゃんなど、たくさんのアニメコスプレをした気の強そうな美少女ばかりです。
「…… 何か隙だらけじゃん。今なら私らでも脳ミソ奪えんじゃない?」
「皇帝様もクールぶってるけど絶対、内心じゃデローンと鼻の下伸ばしてるよ!」
「…… 皇帝(カイザー)の脳ミソをコブタちゃんにプレゼントする?」
「ダメ!皇帝様が隙だらけでも周りの取り巻きがギンギンしてるから近付けないよ!
…… それに皇帝様にはコブタちゃんを食べる時に誘ってもらう約束だもん」
「え!食うの!?食っちゃうの!?Σ(゜Д゜)」
「うん!だって私も新セレや妄コンの常連になりたいもん!!(# ̄З ̄)」
「…… 食べる時は私も誘ってもらおうかな」
── そんなこんななやりとりをして、二人は脳ミソが名残惜しいが次へ向かいました。
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