第一章 パンチパーマ

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おじさんは、「お客さんどうですか?」とハケで首の後ろについた髪屑を掃きながら尋ねるが。 あまりにも変わり果てた自分自身を直視出来ないので、『あっ、いいですね』と曖昧に応えた。 もうどうでもいい、とにかく早くこの場を去りたい気持ちでいっぱいだった。
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