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しばらくして、お母さんが帰ってきた。
「ミキちゃん、お友達と通学路の途中にいる子犬を見に行って、暗くなって帰り道がわからなくなっちゃったみたいなの。そしたら、その家の人がおまわりさんを呼んでくれたんだって。今、パトカーに乗って帰ってきたのよ。」
と教えてくれた。
ぼくは自然と涙が出てきて、大きな声で『わーーん』と泣いてしまった。
すると、玄関でピンポーンと呼鈴がなった。
お母さんが出ると、ミキちゃんのお父さんとお母さんとミキちゃんが立っていた。
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