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ミキちゃん達が帰ったあと、ぼくはご飯を食べながら、また、涙が出てきた。
お父さんが、
「あっくん、もう大丈夫だから、泣かなくていいんだよ。」
という。
それでも泣き止まないので、
「あっくん、どうしたんだ。」
とお父さんが聞く。
ぼくはしゃくりあげながら、
「ごめんなさい。ごめんなさい。ぼくが、ミキちゃんと遊ばなかったから」
お父さんはうん、うんとうなずきながら話を聞いてくれる。
「でもさ、でもさ」
「でも、どうした?」
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