インソムニア
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「先輩、その服はどうしたんですか。髪も決まってすごくカッコいいですね」 そんな童貞みたいな妄想を爆発させている自分がくすぐったい。 時間を確認すると、テッペンまで残り数分というところだった。 さようなら、長かった今日という一日。 俺はベッドに潜りこみ、瞼を閉じた。
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