6人が本棚に入れています
本棚に追加
驚愕に染まった、孤児院を見て
俺の答えては、決まった。
「で、どうするの?眷族になるの、ならないの」
ここにはもう、飽きたしな
金髪吸血鬼幼女の眷族ってのも悪くない。
「いいぜ、面白そうだ。乗ってやるよ」
「いい返事だ、気に入った!」
そりゃ結構なことだ。ありがとよ
「さっそくだが、契約を初めよう。そこに首を出して」
契約のやり方など知らないので、言われた通りに
彼女の前に座り、ボタンをはずして首を差し出した。
カプリッ
そんな音が聞こえそうなほど、彼女はきれいに噛みついた。
ここまではよかった、吸血鬼に首を出せ。
と言われたのだ、覚悟はできていた。
「んッツ…………ッ…ッ……あん」
思わず、女のような声を出してしまった。
噛まれるのはいい、少し痛いだけだ。
しかし、吸われるのはそうはいかない。
自分の体から搾り取られるような感覚。何とも言えない。
そして、すこし気持ちがいい
どれくらい吸われていただろう、きっとそんなに長くはない。
それでも1時間ほどに感じた。
「ふう、美味しかった」
そう言って、手で口を拭いた。
口紅のように付いたように、血のついた幼女はどこか妖艶だった。
「私の名は、シャルロッティ。シャルと呼んでくれ
よろしくな、ネロ 我が眷族よ」
「ああ、よろしくなシャル 我がご主人様よ」
この日、俺は金髪ロリの眷族になった。
最初のコメントを投稿しよう!