最強男子

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一通り話を聞き終わった俺は頭を抱えていた‥ どうやら本当に異世界に来たみたいだ‥ 一瞬で移動した事も、ササラやリムの話も 嘘を言っているそぶりも感じられなかった 何より俺を騙した所で何の得にもならない‥ 「一旦休憩しよう‥少し休んで話をまとめたいし‥」 ふとアリスに視線を向けると、ベッドの上で横になっていたアリスと視線が合う 「あれ‥私‥‥」 身を起こしたアリスは一瞬考えた後に 一瞬で顔を赤く染めて行く 「あ、ゴメン!話は2人から大体聞いたんだけど‥どうやら俺は異世界に迷い込んだみたいなんだよ それと‥俺は男だよ、何も理解してなかったから悪かった‥」 俺は一応アリスと2人にも頭を下げる 「まさか‥‥本当に男なんですか!?」 ササラとリムは頷くと 「アリスの症状‥発情‥と思う‥ 愛液の分泌‥高揚‥快感‥当てはまる」 リムの言葉にアリスの顔は更に熱を帯びて行くのがわかる 「リ‥リム分かったから! そ、それ以上言わなくていい!」 アリスは慌ててリムを制止する 仲がいいな‥俺はおっさん思考で眺めていた それにしても‥俺が11人目の男として 突然現れたと知られたら‥ この世界では大問題だよな‥ いきなり国が一つ増えるって事になるんだよな?
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