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「ほらー!無理しないで‥」
アリスはとっさに俺の手を取り立ち上がらせてくれる
(まじ情けない‥)
「ありがとう‥アリスさん‥」
俺は素直にアリスの手を掴み立ち上がった
「うっ!‥‥あぁ‥」
アリスは俺の手を握りながらプルプルと震えていた‥
「か‥身体が‥熱い‥‥うっ!」
直ぐにアリスの表情は熱を帯び高揚して行くと、脚の痙攣が激しさをまして体勢を崩す
俺はアリスが倒れない様に、身体をとっさに支え何とか倒れるのを受け止めていた。
「おっ、おい!大丈夫か!」
「あぁぁ‥‥だめぇ‥ひぁッ!!」
アリスの痙攣は止まらず身体が1度跳ね上がると
震えは収まっていく‥
地面へと寝かしたアリスのスカート部分が一気に湿気を帯びシミが広がって行く‥
アリスは何度か痙攣を繰り返し次第にスカートから
地面へと液体が広がっていた。
「おい!?だ、大丈夫か!!」
「アリスさん!!」
「アリスぅ~!」
(いったい何が起きてるんだよ!それにこの匂い‥頭がおかしくなりそうだ‥)
周囲は甘い匂いに包まれていた
(不謹慎だが‥アリスをむちゃくちゃにしたい‥やばい‥俺おかしくなったのか‥)
「たぶん‥発情‥」
「そんな‥まさか!どういう事ですかリムさん!」
アリスを膝枕しながらリムは静かに頷く
「症状‥発情にそっくり‥」
ササラは形の良い胸を押し上げる様に、腕を組み何か考え事をしている風に思えた
「なるほど‥確かにそう考えれば私の症状も‥」
ふとササラの視線が俺を見つめている事に気づいた。
「しかたありません‥場所を移しますよ!
このままだとじきに警護隊が来ると思います‥」
そう言うとササラは何かを囁き始めた
「転移!マイルーム!」
次の瞬間俺の見ていた景色が切り替わっていた
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