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それだけに、彼女の妊娠が分かって半年足らずは、
今までのようにいっぱいエッチもできないし、
正直、僕は、自分の欲との葛藤に、かなり苦労をした。
だが、彼女のお腹が徐々に大きくなってくると、
その欲は、少しずつ新たな家族への情へと姿を変え、
いつしか生まれてくる我が子を待ちわびるようにもなった。
だが、いざ生まれてくると、
その誕生の感動と同時に、僕は、思いがけないショックに襲われた。
僕は今でも、初めて優喜が彼女の乳首を吸っている光景を
目にした時の衝撃を、はっきりと思い出せる。
もちろん、息子にそんな嫉妬まがいの感情を抱くなど情けないとも思う。
だがこれだけは、彼女に惚れている男の本能。
どうしようもなかった。
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