番外編  独り占め記念日

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「すごく先の未来までは、今、決めることは出来ないけど でも約束する。ずっと、仲良しでいよう?」 「じゃあ、時々ナッちゃんを独り占めさせてくれる?」 うん。 頷いた私に、今度は彼がキスをする。 そして、私の腰をそっと抱き寄せ、もう片方の掌で胸の膨らみを包み込んだ。 「でも今は、何よりナッちゃんと、いっぱいくっ付いてたい」 彼に唇がねっとりと私の唇に重なり、 胸を包んだ手が、ゆっくりと膨らみを揉み上げる。 「ナッちゃん」 んふっ……。 呟いた彼に直ぐに唇を塞がれ、頷きは甘い吐息に代わる。 その私の唇の間からソロリと彼の舌が入り込み、ゆっくりと私に絡みつく。 んぅ……。 零れた甘い声と共に、私は、彼の髪に指を滑り込ませた。 チュッ……。 ねっとりとした濡れ音をさせて、彼の唇がそっと離れた。 そして、 「ナッちゃん、今日は明るい中でしたい」 濡れた瞳で見つめる彼が、少し掠れた声で呟く。
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