13人が本棚に入れています
本棚に追加
「すごく先の未来までは、今、決めることは出来ないけど
でも約束する。ずっと、仲良しでいよう?」
「じゃあ、時々ナッちゃんを独り占めさせてくれる?」
うん。
頷いた私に、今度は彼がキスをする。
そして、私の腰をそっと抱き寄せ、もう片方の掌で胸の膨らみを包み込んだ。
「でも今は、何よりナッちゃんと、いっぱいくっ付いてたい」
彼に唇がねっとりと私の唇に重なり、
胸を包んだ手が、ゆっくりと膨らみを揉み上げる。
「ナッちゃん」
んふっ……。
呟いた彼に直ぐに唇を塞がれ、頷きは甘い吐息に代わる。
その私の唇の間からソロリと彼の舌が入り込み、ゆっくりと私に絡みつく。
んぅ……。
零れた甘い声と共に、私は、彼の髪に指を滑り込ませた。
チュッ……。
ねっとりとした濡れ音をさせて、彼の唇がそっと離れた。
そして、
「ナッちゃん、今日は明るい中でしたい」
濡れた瞳で見つめる彼が、少し掠れた声で呟く。
最初のコメントを投稿しよう!