あとがき

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あとがき

どーも、佐久彦です。 今回は白佐久彦です。 このお話は、佐久彦が中学二年生の時に初めて書き始めた小説『PANIC×ぱにっく×パニック(仮)』という物語のアフターストーリー的なお話です。 いちおう、分類としては『その他の世界観のお話』という括りで作っているのですが、めでたく、怪奇譚の世界へと入り込むことになりました。 登場人物としては、天才の探偵と、直観力に優れている助手という組み合わせです。この探偵たちは、犯罪者に対しても甘いので、彼らに罪を暴かれた犯罪者の中にも普通に日常を生きている人たちがいます。そのため、探偵娘や助手君には犯罪組織や殺人鬼の知り合いがわんさかいます。 依頼があったら身内であろうと容赦なく追いつめるので、犯罪組織も殺人鬼もこの二人に自分たちの件で依頼が来ないように必死に裏工作をしています。 それを知りながらも、「まあ、依頼は来てないし」と目をつむっている状態です。 さてこのお話の本編。 佐久彦がまだPCを持っていない時代に今は亡き父上にワープロを借りてせこせこと作成していました。 PCを買ってもらい、データを移そうとしたのですが、なんと、ノーパソにはフロッピーが対応しておらず、ワープロにはCDもUSBも対応しておりませんでした。 全部書き直し。 その事実に幼い佐久彦の心は折れ、今に至ります。 キャラも設定もかなり詳細まで覚えているので、書こうと思えば書けるのですが、今は三国志が忙しいので他の長編はちょっとタイムな感じです。 猫またというのは、長い年月を生きて尻尾が二本になるという妖怪ですが、今回のお話は、『鍋島の化け猫騒動』の改変として作っています。 これに出てくるのは猫またではなく化け猫なのですが、どちらかというと、今回の黒猫さんも猫またではなく化け猫の部類に入るかと思います。 ただまあ、この二つは境界があいまいな感じがあるので、お目こぼしください。 ガチな話をすると、長生きをした末になるのが猫また。怨念でもって恨みを晴らすのが化け猫です。 とかなんとか言っといて、画図百鬼夜行に化け猫のページがあったらどうしよう………。
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