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「…エリア、これ以上騒ぐと流石に怒るよ?」
「…ぐっ…!」
俺に遅れて朝食を食べ終わったショコラがフォークをテーブルに置き、冷たい目で睨みながら冷たい声で告げるとエリアが静かになる。
…うおお…!…ギャップ、萌え…!
「…ショコラ!」
「え?きゃっ…!」
そんなショコラを見て俺は自分の中の薄汚い欲望に負けかけて飛びつき、押し倒してしまった。
…やべっ!俺、何してんだ!?無意識に行動していた…?この俺が…?
…でも、ショコラがあんな一面を見せるから…
強気な女を堕としてみたい…快楽で堕として染め上げたい…!
「ち、ちょっ…!ていと!?」
……はっ!?いかんいかん!危うく欲望に負けるとこだったぜ!理性のブーストON!
「…くそっ!俺は何を…!ハルト!エリアでもいい、とにかく俺を思いっきり殴れ!」
困惑した様子のショコラを見て多少興奮したが理性が押し勝ち、馬乗りの状態から退いて自分の戒めのために頼む。
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