20人が本棚に入れています
本棚に追加
待っています
それが確かだったから
貴女が本気で生きているのが
確かだったから
共に生きてみたいのです
だから待ちます
貴女の心の届く日を
何処にも行かず唯待っています
道行く人の途絶えた夜更けさえ
わずかな影の動きにも
わずかな空気の震えにも
貴女の匂いを待ち続けています
薄明かりの中で
冬の白さを感じる今も
心の奥に
燃え上がる火種はしまってあります
貴女の本当の気持ちを
聞かせて下さい
私はただ待っています
貴女の言葉の届く日を
貴女の心が見えたなら
貴女の言葉が聞けたなら
今すぐにでも熱い炎は
燃え上がるでしょう
最初のコメントを投稿しよう!