出逢い

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それでも僕は起きなければいけない。 僕は可哀想な子供だ。 自分でもそう思う。 と言うか僕には僕を可哀想と思ってくれる人が僕以外に誰もいない。 だから僕は自分で自分を哀れんで自分で自分を慰めなければならない。 本当に僕は可哀想な子供だ。 けれど、いつまでも感傷に浸っていられるほど僕は暇じゃないし、子供でもない。 もう今日は起きる時間を二分と数十秒もオーバーしている。 僕の朝は近所の雄鶏よりも早い。
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